オクトーバーフェスト@日比谷公園


雷雨の予報だったけど午後になって晴れ間が出てきたので現地に駆けつけた。
ドイツのビール祭りを日本に持ってきたというイベント。数年前まではビルの谷間でちょぼーんとやってたけど、最近は全国各都市を回って派手に開催するまでに成長している。
会場でパンフレット(600円)を購入すると、その都度こうやってドイツ式の乾杯をやってくれる。
 
ステージでは音楽ライブもやっていて、こんなことになってたりします。混ざりたかったけど飛び跳ねると吐きそうだったのでやめといた(飲み過ぎ)。
 
ビールは平均1000円。グラスデポジット代が別に1000円かかる(返却するとお金が戻ってくる)。
飲んだのはピットブルガーと富士桜高原麦酒のメルツェン。他にも何か飲んだような・・・
ドイツワインの試飲もできます。
 
おつまみは相場500円〜。厚焼きベーコンの串焼き(400円)とチーズ盛り合わせ(1200円)にしました。あと、なにげにステージ脇の公園売店で売っているバニラソフトクリームが濃くて旨かった。冷凍マンゴーも売ってるので、デザートまで至れり尽くせり。ああ、平日の仕事帰りにいける人がうらやましい〜。
帰りにガッツリ雷に当たってしまい、2時間避難してから帰宅。エキナカにスタバがあって助かった。

らーめん文蔵@三鷹市

東京都三鷹市下連雀3-22-6
ラーメンデータベース

三鷹では数少ない「行列が出来る店」で、営業時間が11:30〜15:00(スープ終わり次第)と極端に短いため、行ってみると凄い行列が出来てて諦めるか、もしくは営業してなかったりと、なかなか行けずに半年くらい経過。
今日は朝から雨降りで雷雨の恐れ有りという予報だったので、きっと空いてるはず!と決め打ちで10時30分くらいに出かけたらビンゴ!誰も並んでない。・・・時間が早すぎたorz
11時30分からと書いてあったので、駅前図書館で時間をつぶして15分前に行ったらすでに営業しており、満席で1人待ちになっていた。そのくらいはよかろ、と並んでいると後ろにドンドン列が伸びていく。5分くらいで入店。
メニューはシンプルで、ラーメンorつけ麺、それにトッピングを選ぶ。チャーシュー2枚+味玉+メンマ多めの「得」200円が文字通りお得。つけ麺は標準1.5玉なので、1玉に減らしてもらうと50円引きになる。今回は得つけ麺の1玉にしたので900円になった。
麺は真っ直ぐ/角が丸い/表面ツルツル/少し柔らかめ。もっとバキバキなほうが好きなんだけど、これはこれで。とにかくスープがツボに入ってしまったので麺は正直どーでもよくなった。豚骨のコクと魚介のダシのバランスが凄いなあと。特に汁を吸った柔らかいチャーシューがもう・・・!言葉では表現しきれません。
そういや最近「青葉」食べてないので、どのくらい違うか確認したくなった。気づいたら西荻窪に新店できてるし。今度行ってみよう。

太宰治文学サロン

さよならを言うまえに (河出文庫)
所在地は三鷹市下連雀3-16-14。公式ページはこちら
「らーめん文蔵」よりもう少し先、本町通りとさくら通りのぶつかるあたりにある。とか書くとラーメンのついでに行ったのがバレバレだ(苦笑)。駅前図書館に行った帰りってことにしておこう。
元は太宰ゆかりの酒屋(伊勢元酒店)だったが、取り壊してマンションにした時に記念館的なものを作ったとどっかに書いてあったような。太宰が居た当時のもので三鷹に現存なのは、森鴎外の墓と井の頭公園三鷹跨線橋くらいじゃなかろうか。玉川上水は給水が途絶え、小平から二次処理水を流している架空の川である。
企画展示は「太宰がとらえた三鷹の街」。関係年表の他、三鷹の古い写真多数で興味深い。面白いものとしては、「生活が苦しくて税金払えません」と武蔵野税務署に出した減免申立書や、「人間失格」冒頭の直筆原稿などがあった。
やはり太宰のファンのための施設なので、お客さんとスタッフの応酬を聞いていると、ほとんど作品を読んでないで来ちゃった不埒者としては心苦しい。内心困りつつも地理ネタ(玉川上水がらみ)で話を繋いでいたら、「太宰の遺体引揚現場」というショッキングな写真を持ってきて見せてくれた。当時の新聞に載ったものだそうである。失踪して一週間行方不明だった後に見つかったので、引揚も衆人環視で行なわれたという事実がアリアリと判った。
玉川上水が人食い川と謂われていた理由は、水路の断面が二段、つまりヒョウタン型になっており、そのふくらみに入ってしまうと見つからないということだったそうである。こういう貴重なお話が聞けるのも地元ならではかもしれない。月イチで日曜に太宰ゆかりの名所巡りをやってるそうなので、そのうち行ってみようかと思う。