浜口陽三・植田正治2人展−夢の向こうがわ


水天宮の東京シティエアターミナルの向かいあたり、「ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション」植田正治オリジナルプリントが見られるというので行ってきた。展示は2010年9月26日まで。(→展示詳細)
プリント点数は50点くらい、代表作の砂丘シリーズや童暦など。シュールなカラープリントもあった。
鳥取の記念館は一度だけ行ったことがあるが、砂丘は時間が無くて寄れなかったのが残念。またいつか行けたらと思いつづけて数年経ってしまった。
銅版画家・浜口陽三はヤマサ醤油創業家の出身。20世紀に入り、写真技術が発展することで廃れていった銅版画技術の復興と新技術開拓に尽力し、世界的評価を得た。吉祥寺伊勢丹新館7Fにある武蔵野市立吉祥寺美術館には、浜口陽三記念室が設けられ、常設展示で作品を見ることができる。