国立パワージャズ2009@一橋大学


国立駅近くのリストランテ文流でイタリアンランチを食べてから一橋大学の兼松講堂へ。
フリージャズライブ3組のライブ。学祭イベントとしては相当渋い部類に入るのではなかろうか。
兼松講堂は昭和初期の建築物。伊東忠太の設計。築地本願寺の奇天烈な造形と同じ人とは思えないスクエアさだなあと思ったら、やっぱりいろんなところに奇妙な動物オブジェがくっついていた。詳しくは『伊東忠太動物園』(著者は藤森・増田の建築探偵コンビ)を参照されたい。
さすがは「講堂」というだけのことはあって、ホール内は椅子が据え付けになっている。ジャズライブなんて高級なところはともかく、こちらはオールスタンディングか野外ライブでしか見たことがないのでどうしたらよいものやら。しかもフリージャズっすよ。踊りたいんですけどー。とじりじりしながら見ていた。
渋さ知らズになって、エンヤトットコールのあたりで指揮者の不破さんが客席にダンサー陣を下ろして、自身も走り回って煽り始めた。それに応じて若者がステージ前にチラホラ集まり始めて人数がどんどん増えて、あっというまにモッシュピットに。そらきた、と私も駆けつけて狂乱に参加。タオル持ってきて良かったー。
運営側がよく止めなかったなーとも思うが、トラブルもなく無事終了。御疲れ様でしたー。