武蔵野グリーンパーク遊歩道

遅いお昼を食べてから散歩に出た。近所に気になっていた廃線跡があるので歩いてみることにした。

写真:三鷹電車庫跨線橋から西側を見たところ。流行のミニチュアジオラマ風に加工してみた。
三鷹車庫の手前にある跨線橋太宰治もお気に入りだった場所で、昭和4年の建設当時からそのまま残っている貴重な遺構である。中央線120周年のポスターでも使われているように、現在も憩いの場として地元民から愛されているようである。

跨線橋を北に渡って、堀合公園から遊歩道に入って北に向かう。この道は国鉄武蔵野競技場線の廃線跡。元は中島飛行機製作所の専用線だったそうで、戦後転用されて後に廃線となった。
玉川上水を渡る橋台の跡が残っている。


遊歩道の脇は宅地と畑が交互に現れる。野菜の直売所も何箇所か見かけた。
茨城の地元にあるような大きな農家もあったりして、なんだか東京にいる気がしない。栗の花が茂って咲いていたりして、このまま実家に着きそうな気分になってきた(茨城の空き地は栗の木だらけなのです)。


井の頭通り、五日市街道も越えて武蔵野市のだいぶ北のほうに終着地の武蔵野中央公園がある。
かつての武蔵野グリーンパーク野球場があった場所は住宅地や公園に転用されている。元はいわずもがな、中島飛行機武蔵製作所の跡地。その名残か、休日は紙飛行機やゴム動力の飛行機が飛び交う原っぱになったということである。その経緯はこちらに詳しい。
以下余談。いつもの画像とタテヨコ比が違うのは、デジカメを忘れて新しいケータイ(P905i)で撮ったからです。ピントがあってる箇所以外の描写がすごいことになってるのがパソコンで見てよーく分かりました。やっぱこれをメインで使うのは無理だなあ。と再確認。