新宿御苑前ランチ:ドイツ料理カイテル/日替わりランチ

東京都新宿区新宿5-6-4
ドイツ料理 KEITEL

カイテル | デブで悪いか!』で記事を見て、興味が湧いたので行ってみた。ネットで調べると毀誉褒貶が相半ばする。ランチだからそれほどのことにならないだろうし、余計なことは言わないでハイハイって流してればいいんでしょ、とIさんと連れ立って行ってみた。
ランチメニューはコースとソーセージランチ(1500円)、日替わり(1050円)の三種類。当然日替わりを選択。日替わりの中身は訊くなというのが鉄則らしい。程なくしてパンプキンのポタージュが出てきた。上に生クリームがたっぷりかかっている。濃さもなめらかさも丁度いい。野次馬の興味本位で来てみたけど、興味の方向が少し変わってきた。

ランチはワンプレート式。メインはローストポーク。キノコとオクラとベーコンのソテーが上に乗っている。他に洋風の煮物、サラダ、ライスつき。どれも上品な味で美味しい。どうでもいい素材もちゃんと調理するときちんとした味になるんだなあと感心した。夜に来たらさぞかし旨いだろう。値段も相応だろうけど。

それが下げられたらコーヒーとデザートが出てきた。夕張メロンとふつうのメロンと甘い柿とナシが入っていて、真ん中にシャリシャリしたバニラアイス(チョコ入り)が乗っている。パッと見て何か分からなかったので、思わず指差して「これ何ですか?」とおばちゃんに聞いた。しまった!余計なこと聞かないのが鉄則だったのに。不思議な間があっておばちゃん曰く「・・・フルーツパフェです」と。そうですか。それは見たら分かるんですけど。まあいいや。フルーツはどれも甘くて美味しかった。1050円でこの質・量は素晴らしいんじゃないっすか。
厨房の気難しそうな店主、フロアのしゃがれ声のおばちゃんが何を出したのどーのこーのとやりとりが騒々しいので、寛げる雰囲気ではない。総じて日本人以外のスタッフが居る店はホスピタリティに綻びがあるものなので、その点を楽しめる人にはオススメできる。