今日読んでいた本

澁澤龍彦の『高丘親王航海記 (文春文庫)』。歴史+幻想文学+博物誌+エログロナンセンスが渾然一体になっているのに、爽やかな風が流れていたような読後感が残る、摩訶不思議なおとぎ話。
弁当を買うついでに、新宿2丁目の古本屋「昭友社書店」で購入した。ちょうど買い物している時に、とても太った金髪の若い女性がレジにいて、何やら在庫を訊ねている様子。それが終わって私が会計をしていると、脇にいたお爺さんが「あの子は女王様なんだってね〜、ボンテージを着てムチでパチパチやってるんだ」とレジの小母さんに話しかけていた。うーん、やはり場所柄ってことなのか、と感心?しつつ、つーか、なんでこの爺さんはそんなこと知ってるんだろう?と頭をひねりながら店を後にした。