本日の収穫物

仕事上がりに買い物。新宿駅周辺でうろうろ探しているうちに大ガードを超えて西新宿方面まで出てしまった。ここまで来ちゃうと丸の内線に戻るの面倒なんだよなー、と思いつつも、せっかく来たんだからと博文堂書店へ。パッと見はフツーの新刊本屋なのだが、いちばん奥の音楽書籍コーナーが異常に濃い品揃えで、ついつい何かかしら手に取って見てしまう。なぜこんなことになっているかというと、小滝橋通りから職安通りまでの一帯はレコード店の密集地域で、特に海賊盤(ブートレッグ)といわれる非公式に編集されたアルバムが買える店が多いことで世界的にも知られており*1、このような特殊な客層に対応する陳列を行なっているようで、別におかしくもなんともないのだが、ここまで到達するまでの仕入れ担当者の苦労を察すると涙を禁じえない。
そして!本日の収穫物はブートレッグ雑誌のブラックアーティスト特集。なぜかブートレッグといえば圧倒的にロック系のアイテム数がダントツに多く、ブラック系は後ろのほうにオマケ程度の記述があるだけということが多いんで、狂喜乱舞して買いました。クイックジャパン並みに活字が小さくてギッシリ詰まっているので、地下鉄で読んでたら乗り物酔いした。おえー

*1:噂によれば、ワールドツアーに来日した海外アーティストが西新宿の高級ホテルに宿泊して、オフの日にこの辺りで自分のアンオフィシャルアルバムを買うという珍現象も見られるそうである。店のカベに来店記念写真が貼ってあったりすることもある。のんきだなあ