フライターグのカバンを個人輸入した

FREITAG ”HAWAII FIVE-O”

http://www.freitag.ch/index_frames.php

生まれて初めて個人輸入というのをやってみた。
英語スキルがないのでドキドキもんであった。


【購入の理由】 今年はやたらと雨に祟られることが多かった。フジロックも雨だし、ハイドパークフェスも雷雨、近所は浸水(それは関係ない)、勤め先から地下鉄で帰ってきて駅に着くとどしゃ降りとか。普段から携帯してるもの(カメラ・iPod・図書館で借りた本)を守るため、自分は濡れてもカバンはしっかり抱えて走るということが何回かあった。幸いにも今まで被害はないのだが、自転車でふらふら出歩くこともあるので防水性に優れたカバンを探していた。たまたま街で見かけた "FREITAG" のカバンがデザインも機能性も兼ね備えているように見えたので、どんなものか調べたりしていた。


【フライターグの特徴など】 欧州を走り回っていたトラックの幌を切り抜いて作るので、防水性はもちろんのこと、世界で同じものは2つとないというところが売りになっている。ショルダーのベルトは自動車のシートベルトを流用しているので強度に優れ、カバンのフチはタイヤのチューブをリサイクルと徹底している。おまけに本社から送付されてきた時の封筒も紙袋を内側に貼り付けて補強したものだった。材料が中古だから安いかというとそうでもないのが難点ではある。
デザインは千差万別、カバンの種類を決めたら柄はお好みのをお選び下さいという方式で、日本でも取扱い店はいくつかあるが、実際に店に足を運ぶかメールで画像を送ってもらうしかないので、面倒だなあと思っていた。楽天ヤフオクでも出品されているが、数が少ないのであれこれ比較する楽しみがない。しばらくは本家のサイトでただデザインを眺めたり、自分でカバンを作るゲームとかをいじっていた。


【いざ購入】 11月3日の深夜。本家のサイトに "worldwide shop" というのがあり、大丈夫かしら、と思いつつも一目ぼれしたカバンがあったので購入手続をとってみた。購入したのはメッセンジャータイプの最小モデル "HAWAII FIVE-O" である。すぐに確認メール(たぶんオートリプライ)が折り返し届いた。個人情報に配慮してか、確認情報の一部をわざとボカした書き方をしてあった。なるほどねえ。
11月9日、成田の税関から留守電が入っていた。折り返し電話すると、関税について説明された。関税が1900円、手数料が1000円で合計2900円かかるとのことだった。それで了承して送ってもらった。
11月12日に自宅に届き、2900円を代引きで支払って受け取り完了。トラブルがなくてよかった。


【後日談】 カバン本体の支払いはクレジットカードで決済したので、実質いくらなのかがまだわからない。いつの為替レートが反映されるのだろう。円上がれとか思ったのは生まれてはじめてだ。株も外貨預金もやってないので。

※請求明細が来たので追記。
【内訳】 11/5のレート 1CHF = 92.1861円
商品代金(CHF120)+送料(CHF59.55)= 代金合計 CHF179.55
代金合計(16552円)+関税(1900円)+手数料(1000円)=支払合計 19452円

カバン自体の使用感については特に不満はないが、最初のうちは独特のビニル臭?が気になった。数日で消えたけど慣れただけかもしれない。実物はすり傷とヨゴレがずいぶんついているが、まあそんなものだろう。柄は気に入っているので問題なし。
あと、やたら新宿や渋谷で見かけるようになったと思ったら、ヴィレッジバンガード東急ハンズでも取り扱いを始めたそうだ。もっとも同柄はないだろうから別に構わない。


◆参考にしたサイト
http://www.guava-jelly.jp/freitag/messenger.html
http://www.cycle-recycle-depot.com/products/freitag/
楽天市場で扱っているところ
http://www.rakuten.co.jp/brand-scoop/677285/726904/726928/

【追記 05/11/21】フライターグの通販について詳しく解説したサイト
http://freiclear.fc2web.com/webshopping.html