図書館でCDを借りまくる

手持ちのCDをぜんぶ iPod に入れてやれ運動を展開中。
家にあるのはだいたい片付いたが、空き容量にまだ余裕がある。
図書館でいろいろ借りてみることにした。


勤め先からいちばん近いのは日本橋図書館で、天気が良い日は昼休みに散歩がてら出掛けている。
CDの貸し出し枚数は1回で5枚まで。開架の棚に数百枚あるが、区内の図書館からも取り寄せ可能。
ネットからも検索・取り寄せ依頼ができて、到着後にメールで連絡が来るのが便利。
http://www.library.city.chuo.tokyo.jp/


中野区中央図書館は、交通的に遠くなってしまったので最近はごぶさたしている。
前の住まいからは歩いて5分だったので、なんだかんだとよく使っていた。
読みたい本もほとんど取り寄せ無しで自館在庫にあるのが便利だった。
それにひきかえCDは棚も小さくて種類もなかったので、ほとんど利用していなかった。
資料予約は直接図書館に行って、カードに記入する方式なのがちょっと不便。
ためしにネットで検索してみたら、思ったよりもCDの種類は多かった。
少し前の国内盤ならそれなりに揃いそう。ああ、もっと使っておくべきだった。
http://www3.city.tokyo-nakano.lg.jp/tosho/index.html


お隣りの新宿区の図書館はどうだろう、と調べてみたら、西武新宿線の下落合に中央図書館があった。
利用資格は東京都在住ならOKというアバウト、もとい大らかな基準。
実際に行ってみるとえらい古ぼけた建物で、たまたま新しい図書館ばかり行っていたので、暗い印象を受ける。図書館というよりは病院の雰囲気に似ている。
時間が遅かったのでCDの在庫が見られなかったが(18時で視聴覚ブースは終了)、ネットで資料検索するとマニアックなBOXものがけっこうある。ネットからの予約もできる。
http://www.library.shinjuku.tokyo.jp/


しかしまあ、便利な時代になったものだ。CD1000枚ぶんを持ち歩いていつでも聴けるなんて、5年前には考えられないことだった。
でも弊害もあって、シャッフルする聴き方に慣れてしまい、1枚のアルバムをじっくり聴くというのがかったるくて出来なくなってしまった。
中学生・高校生の頃は手持ちの音源は限られていたから、同じものを繰り返し聴き、それで飽きるということもなかった。その時々でハマっていたアルバムを聴くと、脳がタイムスリップして当時の自分に一瞬戻った感覚を呼び覚ますことができるくらい密接な関わり方をしていた。
これから先、たぶんそういうことはないだろう、と思うと残念な気もする。