上野公園で一日過ごす

平日だけど公休をもらって上野へ。お花見ついでに東京国立博物館平成館で開催中の『国宝 阿修羅展』を見るため。
昼過ぎに上野に着いたら、「阿修羅展」の入場待ちは40分!とのこと。平日でこの混みっぷりとすると、土日は推して知るべし。幸いにも『阿修羅ファンクラブ』前売限定チケットを持っていたので、会員限定の夜間特別鑑賞会(4/7〜9限定、18:30〜20:30)で入場することにした。

上野公園と不忍池の桜。発電機とカラオケは禁止になったらしく、思ったより静かで拍子抜け。バッヂ系の物騒な人たちがやたら目に付いた。不忍池はカモよりカモメが多いのが意外だった。

写真1.弱肉強食な折り紙 2.アミメ?ニシキヘビ 3.ベルツノガエル 4.ジャワマメジカ(世界最小の偶蹄目)
2月に行って最後まで回れなかった上野動物園に再挑戦。正門と反対側の入口から入ったので西園からスタート。先日行けなかった「両生は虫類類館」と「小動物館」へ。他に見たのは、カンガルーの交尾未遂/カバの派手な水浴び/オカピのセクシーな尻/バーバリーシープに言い寄られて超困ってるシマウマなど。気がついたらまだ西園なのに閉園時間になっていた。半分も見てない・・・
阿修羅展の夜間入場まで1時間以上あったので、上野駅アトレ内「ハードロックカフェ」で時間潰し。
午後7時頃に国立博物館の正門でチケットチェックを受けてから平成館に入場。音声ガイド(500円)をレンタルして、いざ『阿修羅展』へ。ナレーションは黒木瞳。展示内容は仏像の他に、近年発掘された宝物(ほうもつ)群と仏具等。でもやはり目を引くのは阿修羅以下八部衆十大弟子像、そして四天王立像。ファンクラブ限定のシークレットトラックを聞いてニヤニヤしながら、切ない表情の阿修羅像の周りをグルグル回って眉間から脇の下、腰のラインまでじっくり見てきた。
鎌倉時代四天王立像の表現が大げさで、何かに似てるなあと思ったらジョジョっぽいんだった。踏み潰されてムギューってなってる鬼は「北斗の拳」のやられキャラみたいだし。阿修羅像よりこっちのフィギュアのほうがほしいかも・・・。それにしても国宝だらけっすね興福寺。メンツが派手なこと。奈良できちんと全部見てみたいと改めて思った。