菌類のふしぎ@上野国立科学博物館

か も す ぞ ー

公式サイトはこちら。サブタイトルは「きのことカビと仲間たち」。農大マンガ『もやしもん―TALES OF AGRICULTURE』のキャラクターを用いながら菌類の生態や人間との関わりを紹介する企画。
展示について。海洋堂の「もやしもん」フィギュア、その他プライズ商品をディスプレイに全面的に活用して賑やか。もちろん学術的な展示(きのこの樹脂標本や菌の活用の仕方など)も多数。量で圧倒されたのが標本類。きのこ標本は一生分みたんじゃなかろうか。あと冬虫夏草が70種類!これはすげえええ。漢方薬店みたいとも思った。
展示物はリサイクル可能なダンボールで作られているのが画期的。ところどころに「もやしもん」著者の石川さんがマジックでらくがきをしているので、それらを見つける楽しみもある。顕微鏡でアオカビを見ようコーナーではクリソゲノムが「いやん」ってしてるし。かわええ。顔ハメの裏にもいるぞ。
おみやげコーナーには、最近のイベントだと恒例になりつつある会場限定のソフビなんかも売っていた。海洋堂の色違いVer.とか。きのこグッズもいろいろ。あと「もやしもん」コミックスを買うと、来年のカレンダーシールがおまけでついてくる。7巻が12月発売なので、それまで残ってるといいけど。
こっからは余談。樹脂置換標本=プラスティネーションっていうと、最近は「人体の不思議展」を毎年のようにやっているが、どうもいろいろアレだという話が出たのでちょっと調べてみた。献体されたものではなく中国あたりの囚人の身体を使ったりしてるとか。学術研究から見世物になってしまった経緯もあるし賛否両論あるようだ。そのうち見れなくなるのかな。→参考記事(グロ注意)