建築の記憶@東京都庭園美術館

『写真と建築の近現代』とサブタイトルのついた写真展が開催されている。3/31まで。
まず建築物というのは一度据え付けてしまうと動かせないものなので、私たちの建築体験というのは写真によるものが多いという前提がある。日本近現代の建築史と写真史の変遷を見てみましょうというのがこの展覧会の主旨であろう。などと平ったく説明してみました。
展示会場自体がアール・デコの名建築「旧朝香宮邸」であることも魅力的だし、近年の自分の関心が建築物に向いていることもあって、力を入れて鑑賞せずには居られない展示内容だった。岸田日出刀の「現代の構成」と石元泰博桂離宮」がめちゃくちゃかっこよかった。他にもいろいろ見たんだけど今思い出せるのはこの2つ。持ち帰る体力がなかったのでカタログを買わなかったのをめちゃくちゃ後悔している。後日買いに行こう・・・