今日から梅雨入り。あったかいものが食べたいというリクエストを受けて、韓国料理を食べに行った。なぜか今日はユッケジャングッパの呪い（いつもこれしか食べない）から逃れて、石焼ビビンパ（780円）にした。ジュージュー音を立てる石の器にご飯を押し付けつつ、コチュジャンを放り込んでガッシガッシ混ぜる。二の腕が痛くなるくらい。ビビンパの具はナムルと韓国海苔と生卵。焼けた韓国海苔からゴマ油のいい香りが立ち込める。んーメッチャ旨い。まさに今食べたかったのはこれだよ！今まで食べたビビンパで一番旨かったかもしれない。しかしその喜びを素直に表明できない事情があった。
同行のＩさんは週変わりランチメニューの韓国風ブラックカレーを注文。店の人に辛くないかどうかを聞いていた。運ばれて来たのは名前に違わぬ真っ黒なカレー様の一皿。それを一口パクリと食べてしばし無言。あまりに微妙な表情なので、試しに一口もらって食べてみた。原材料が何か、味付けが何かが全く分からない。味はというと、何にも例えようのない茫洋とした味。すこし酸味があるような気もする。おいしいとはお世辞にも言えない。「んー何だかわからんね」というコメントが精一杯だった。Ｉさんは頑張って完食していた。お疲れ様でした。教訓→どんなに美味しい店でもハズレメニューが存在する。
