浅草合羽橋散策

たまには散歩ルートの新規開拓をしようと合羽橋へ。アド街のHPで予習してから出発。銀座線の田原町駅で降りて浅草通りを西に進むと、ニイミの洋食器のどでかい看板が見えてくる。厨房機器の問屋街なので殆どの店は閉まっていたが、観光客向けと思しき店が何軒か開いていたので適当にのぞきつつ北へ進み、言問通りにぶつかってから折り返して浅草方面に向かった。
専門店街を端から端まで歩いたらけっこうな距離があり、とにかく品物がワンサとあるので、歩いて眺めてるだけでも情報量の多さに疲れそう。もし買い物に行くなら、あらかじめお目当ての店を決めて行ったほうがよさそうだ。今日の戦利品は茶漉しと穴あきレンゲ(具の多い麺モノ用)。牛柄が愛らしいカプチーノメーカーは欲しかったけど、すぐ飽きて使わなくなりそうな気がするので保留した。

ビアレッティ 直火式 ムッカ エキスプレス 牛柄 2カップ 1908

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それにしても専門店街ってどこも同じような雰囲気がある。業務用途・実用本位・質実剛健・大量購入・見積迅速・小売不可とかそんなイメージ。もっとも平日に来てみないと本当の賑わいは判らないのだろうけど、小売歓迎の街らしくて馬喰町*1よりも柔らかい印象があった。浅草観光に来た家族連れが、そのまま足を伸ばして寄るような所にあることも関係しているのだろう。馬喰町は本気で用事がある人しか歩いてないから町全体がセカセカしてるしなあ。これが日暮里の繊維街とかになるとまたちょっと違ったりするから面白い。共通点としては、古いビルが多いので町全体の雰囲気が薄暗くて殺伐としてるところ。南青山・表参道・原宿の対極にある街とも云えるかもしれない。
ここから程近くに池波正太郎記念文庫があるので、そのうち平日に休みが取れたら再訪したい。そうそう、千駄木本郷図書館・鴎外記念室企画展示「私のパッパ」も見に行かなければ。

*1:東京最大の衣類専門店街。殆どの店が小売不可。平日昼間は業者とカートとダンボールが大量に行きかい大変な活気だが、夜間と日・祝日はゴーストタウンと化す。以前の勤め先が近かったので、ランチを食べに行っていた。