地元の美容室に行く。パーマやらなんやらで10時に始めて15時まで。
終わったらいいかげん腹が減ったのでタイヤキを買って近くの公園で食べた。
ケヤキばかり生えているのも珍しいなあ、と思いながら見ていると落ち葉が風で絶えず舞い上がり、傾いた陽光が射している。塀の向こうには銭湯の煙突が白く光っている。銀塩カメラを置いてきたことを悔やんだがないものは仕方がない。
ぶらぶら歩いてみると、端のほうに小さな石の社が鎮座していた。石碑に解説があり、中世に太田道灌に滅ぼされた豊島氏の屋敷だか陣の跡地という内容だった。建立したのは区ではなく地元の有志のかたが祀っている。
