旅人の木/つけ麺1.5玉

東京都武蔵野市吉祥寺本町3-23-9
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吉祥寺パルコの前から西にずっと延びる小道がある。中道通りと云って三鷹市の北口まで続く一本道である。平行している昭和通り・大正通りを含めて「東急裏エリア」と呼ばれるオシャレショップ満載の一角だが、その外れに気になるラーメン屋があるので武蔵野中央図書館の帰りに自転車で行ってみた。
16:50頃に通りかかったら夜の営業は17時からとの看板が。同じ通りにある『珈琲散歩』で春ブレンドの豆を購入して戻ったら20分経過していた。先客は2組。私が入って次の人が入ったらもう満席。この立地でこの混み具合はスゴイ。御苑の「旬麺しろ八」南阿佐ヶ谷「RAMEN CiQuE」と同じようなお店なんじゃないかと期待。
下調べしないで行ったので、何がオススメなのか良くわからない。ちょっと暑かったのでラーメン以外のもので、とつけ麺を1.5玉でオーダー。
麺はわりと柔らかめで白く、見たこと無いタイプ。外に三河製麺の木箱が置いてあった。角がほとんどなくて丸いので箸で掴みにくくてちょっと困った。麺の上に魚粉が載っている。焼き海苔には「らーめん多摩組」のプロモーションが。ここに来て限定の「味噌油ソバ」を食べ損ねるのが惜しくなってきた。
つゆもあんまり酸っぱくなくて好みの味。つけ汁には大きなバラ肉チャーシューが1枚どーんと。このチャーシューならチャーシュー麺でいっぱい食べてもいいなあと思ったので、また近いうちに行きたいです。とか言って油ソバを食べてしまうかもしれない。
同じ通り沿いにできた「はらドーナッツ」はすげえ行列でした。いま調べたら阿佐ヶ谷にもあった・・・しらなんだ。

三鷹市山本有三記念館

東京都三鷹市下連雀2-12-27
公式ホームページ

企画展『ピクチャレスクの家』が来週で終わってしまうので、散歩のついでに見てきた。場所は玉川上水沿い、井の頭動物園の向かいあたり。動物園側を歩いていると川の向こうなので気付かない人も多いかもしれない。
元は大正15年頃の別荘建築。英国式チューダーの影響が見られるが、設計者の詳細は不明。戦後は米軍に接収され、山本有三は大森〜湯河原に転居したが接収解除後は土地ごと三鷹市にそっくり寄贈したため、奇跡的に今日まで残ったとの経緯。
 
左写真は建物の裏側。正面玄関は非対称だが裏側は左右対称に出来ている。右写真は建物の左側面。古い窓の格子は可愛らしいデザインが多い。
   
1F展示室。ステンドグラス、照明、丸く立ち上がる天井の処理がステキ。
   
2F展示室の窓と階段。書斎のみ和室。
一番右の写真、窓からふと裏庭を覗いたら東京都下とは思えない光景が。堀辰雄の「風立ちぬ」の舞台、サナトリウムってこんな感じ?