新宿御苑前ランチ:PAPA−J/辛口カレー

PAPA−J/辛口カレー

東京都新宿区新宿1-13-8 葵ビルB1
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どうやっても相性の悪い、というのがあるもので、私にとってはこの店がそうであるらしい。なのに何故足を運んだのかというと「そこにカレーがあるから」としか理由のつけようがない。以前やってたカレー店巡りの癖が残っていて、看板に「カレー」と大書きされていると行かざるを得ないような気になってくる。前に食べてみた時は、やたらスパイスを多用してるけどまとまりのない味だと感じた。1年以上経っているので、美味しくなったんじゃないかと淡い期待を持ってしまったのだ。
近所の人には日替わりダジャレ看板でおなじみのおでん屋「花ちゃん」の隣りのビル地下、酒屋の向かいにある。
以前2回行って、どちらも好印象とは言いがたい感想を抱いたのだけど、今回はどうだろうか。
今日は一人でランチなので冒険してみることにした。メニューは一品のみで日替わり。カレーは金曜と決まっている。内容は、角切ポークカレー辛口+サラダ+温泉玉子で800円である。
急な階段を下りて扉を開けると、いきなりタバコくさい。カウンター内には不敵そうな表情のマスター(調理担当)と奥さんと思しき女性(客あしらい)が居た。先客のおっさん2人が座ってるすぐ隣りに座らされる。もっと違うところが空いてるのに。その席はスロットマシンの目の前で、液晶画面にはオッパイ丸出しパツキン姉さんの動画が踊っている。以前あった大画面液晶カラオケは見当たらなかった。ダーツバーに鞍替えしたからかな?
席には最初からお盆がおいてあり、温泉玉子が小皿の上に載っていたので、ご飯が運ばれてすぐに玉子を割ると、「それは後からかけて」とマスターにいわれた。その理由は後述。
ご飯を人数分の皿に盛って、その後にカレーの温めに入るというのも謎だ。こっちは「ああ〜ご飯の表面が乾いちゃうよ〜」と気が気でない。ご飯の量はこのくらいでよいかと確認してくれるのはありがたいけど。
カレーは直径10センチくらいの器に入ってきた。一口食べてみると、やっぱり以前と同じで辛さとスパイスが合ってないという印象。店主からは「辛いので玉子の黄身で中和しながら食べて」と指示があった。ご飯に最初っから掛けておいて混ぜて食っても同じことじゃん。キツく注意しなければならないほど辛くもないし。個人の好みでやりゃあいいことで、いちいち指示されるようなことじゃないと思う。
カレーを人数分配膳し終わると、お約束の店主タバコタイム。カウンター内で客としゃべりながらタバコをやおら吸っている。これも以前と同じ。夜の店ならまだしも、ってここはバーなんだからしょうがないですね、ハイすいません。私も喫煙するけど、メシ食ってる目の前で吸われるのはイヤだ。
というわけで、またしばらくはというか当座よほど困らない限りは足を運ぶことはないでしょう。