勝井祐二+山本精一 in the dark @吉祥寺MANDALA2

in the dark フライヤー

完全に真っ暗な屋内で即興演奏するライブ。視覚障害者と健常者が同じ感覚を共有するというドイツのフェス発祥の企画であるそうだ。前回のライブに行った人から教えてもらったので、先週チケットを買っておいた。開始20分前くらいに行ったら既にイスは一杯だったので、適当に床に体育座りして聴いた。
以下は自分なりに感じたこと。目をつぶっても開けても真っ暗のときは、目をあけたままのほうが音に集中できるみたい。なぜか普段とは逆で、ライブ中に視覚情報イラネ、と判断して目をつぶると音に集中できるのだが、今回は目をつぶると神経が眠る方向に動いてしまっていた。暗いところで目を閉じる→寝る、という条件付けが身体的に在るせいかもしれない。ライブ中に目をつぶると音にあわせて色が踊るのが見えたりするのだが、暗闇で目を開けていてもそれは見えなかった。視界の中で白いつぶみたいのが出たり消えたりしていたのが気になった。床に寝っころがって聞いたら振動でもっと気持ちよかっただろうと思ったが、体育座りするのが精一杯のスペースしかなかったのでこれは仕方ない。