東京都杉並区高円寺南1-10-3 東京ビル1F
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青梅街道沿い、丸の内線「東高円寺駅」から西に少し行ったあたり。駐車場はなし。
ロースカツ定食(\1700)を食べた。カツの衣が独特。パン粉が細かい。肉は1.5cm厚くらいでやわらかく食べやすい。
キャベツの千切りがむしょうに旨い。ふわっと盛られたキャベツにソースをたらっとかけて箸で丸めて口に入れると甘味がぶわわっとくる。量が減ってくるとおかわりを勧めてくれる。野菜があまり好きでない自分がかなりの量をわしわし食べられた。キャベツでここまで感動したのは初めてだ。ぶっちゃけ肉よりもキャベツのほうが印象深かった。付属の味噌汁は豚汁で、これもおいしかった。
自分が席に落ち着いた後にやたら混んだが、客あしらいがとてもよかった。老舗らしき気取りは一切無く、常に店全体を見て的確に対応している感じがした。プロの仕事を目の当たりにすると清々しい。目黒の本店のことを書いた池波正太郎氏のエッセイにも同様の記述があったが、こういった姿勢を日々保ち続けるのは大変なことだろうと思った。
