渋さ知らズ@渋谷O-EAST

月曜に DCPRG を見て土曜に渋さという濃いライブ週間。外はバケツひっくり返したような大雨。すべってこけそうになる。新宿1丁目で用事を済ませてから、信濃町まで歩いてメーヤウへチキンカリーを食べに行く。その後渋谷へ。
ライブはほぼ時間通り(18:30頃)にスタート。とその前に、怪我で欠場した玄界灘三郎こと渡部氏からの病室ビデオレターが披露される。準備いいなあ。2F席からラッパの音が響き、金管奏者がニューオーリンズの葬式よろしく列をなして舞台へ上がってくるのを一同拍手で向かえる恒例の儀式。ステージにも袖からどんどこ人が出て、いよいよライブ開始。踊り子さんはステージ向かって左にペロ嬢(パープル)、右にさやか嬢(グリーン)。白塗りダンサー4人?
のっけからとばすとばす。例によってフレーズは覚えてても曲名が一致しないのでセットリストは不明。そのうちフリージャズっぽくなってピアノをばんばか叩いている。ふた昔くらい前のこと、山下洋輔のマネをしていた坂本龍一矢野顕子に「上手く弾けるんだからちゃんと弾きなさい」と怒られたという逸話を思い出した。真偽の程は知るよしもないが。
ボーカルゲストはカルメン・マキ。往年の美貌は保ちつつも貫禄が備わり、重ねた年月を思わずにはいられない。母が若い頃、東京で働いていた時分に彼女を見かけて綺麗でびっくりしたという話を聞いていたため、多少なりとも感慨を催した。歌詞が前時代的であるように感じたが、声量はすごいと思った。
ライブも終盤でわっせわっせ大盛り上がり大会になっている最中に、花道にへばりついている某国主席の息子そっくりのパンチパーマおじさんが目の前にいた。時々ぶつかってしまったが、通勤ラッシュで全員バカ踊り的状況は容易にご理解いただけると思うので勘弁してほしい。身じろぎひとつしないで前をじーっと見つめてるので、ダンサーズを喜び組にスカウトしに来たのかと思った。
ライブはアンコールなしで終了。ご飯を食べてから帰宅。雨は上がっていた。