うだる暑さの高円寺

中島らも (KAWADE夢ムック 別冊文藝)

中島らも (KAWADE夢ムック 別冊文藝)

ひさびさに高円寺文庫センターに行った。中島らもコーナーに絶筆になった小説が平積みになっていたのを見て、いまさらながらに亡くなったという実感が湧いてきた。もう新刊は出ないのか。これからは少しずつ、未読の本をぽつぽつと読んでいこう。


それにしても暑い日だった。カットソーが汗で張り付いて不快。しかし日焼けのことを考えると脱ぐこともできない。子供のころに、炎天下の中で長袖で頑張る母を不思議に思ってたが、ようやくその意味が実感される年齢になったのだ。青年期の終わりを見た気がした。
とかいってて、フジロックでどうせがっつり焼けるんだろうけど。雨降るくらいなら陽に焼けるほうがましだからいいのだ。


昼飯を食おうにも中途半端な時間帯でラーメン屋しか開いていなくて閉口する。
ようやくタイラーメン屋を見つけて入り、フォーを食べてビールを飲んだら元気が出た。昼間から飲むビールはどうしてあんなにうまいのか。軽く酔った勢いで沼袋まで歩いて帰宅。