ジャンルー・シーフ展など

  • 東京カメラ倶楽部ファインプリント展(高輪)

まぁそれなりに上手いけど、特にすげ〜というのはなかった。香港のホテルで撮ったと思しき写真が良かったぐらい。

心洗われるような美麗なプリント群に溜息をつくばかり。もちろん被写体も豪華絢爛。J・バーキンの脊椎にマジ萌え。オリジナルプリントを見た後にカタログは当然画質的に見劣りするのでいつも買わないで後悔する。価格の割に印刷は良いと思ったので今回は購入。A5判 2000円。

  • 古谷誠一写真展「Last Trip to Venice」(新宿ニコンサロン)

妻に先立たれた男の気持ちとはどんなものなのだろうか。ましてや自殺とは。高村光太郎の「智恵子抄」のように、言語に置換され昇華せらる過程も踏んでいるものならまだしも、生の写真としてビジュアル的に持って来られると、かなりキツイものがある。発すべき言葉も見当たらず、ただただ写真の前に立ち尽くすのみ。あとやっぱし欧風顔萌え(まだ言うか)。