阿佐ヶ谷散策


ちょいと用事があって阿佐ヶ谷へ。
駅前から脇道を入ると昭和にワープしたような枯れた街並みが続く。戦争で焼け残ったので道幅が狭くて木造住宅が多い。火事があっても消防車が入れない危険区域に指定されている。
誘い込むようにポッカリ口を開けたY字路の上には不気味な旗。登山専門の古本屋。戦前から建っている旧住居表示のアパート。ラジオからはサンソンのオールディーズ。白昼夢のようなひととき。

最後の?阿佐ヶ谷住宅



再開発の施行が決まり、来月(2009年8月)にも取り壊しが始まることになった阿佐ヶ谷住宅に寄ってみた。
この空間に惹かれて、住むことは叶わなくとも見守りたいと思って1ブロック隣りに住んでいたことがある。
せめて1棟だけでも残して欲しいけど、それでは何の意味もないんだよなあと溜息をついた。
もう一度見に行けるだろうか。

三鷹市下連雀の廃屋



さくら通り沿いにある三鷹駅前図書館から少し駅方面に進み、南側の路地を覗くと廃屋らしきものが目に入った。
今にも崩れ落ちそうに傾いている。「落下物があるので近寄らないで下さい」という貼り紙があった。撤去しない理由は何だろう。周りは空き地なので再開発待ちだと思われる。・・・廃屋じゃなくて居住中だとしたらごめんなさい。